山下レーシング倶楽部
4月26日放送分 リメイクラジオ
モータースポーツ入門、その2
FIA世界耐久選手権(FIA World Endurance Championship)このアルファベットの頭文字をとってWEC、ウェックと読みます。
今回は、 スバ・フランコルシャン サーキットを紹介しています。
①メモリアルレース 2004年スパ1000km
この年のスパ1000kmレースだけでなく他のレースでも、AUDI R8がダントツに強かった年でした。
Audi R8は、アウディがルマンに勝つために作ったマシンで、当初、屋根の有るクロースドボディーと、屋根のないオープンボディの2種類存在していましたが、レースに強かったのはオープンボディが2005年まで活躍しました。
この年のスパ1000kmレースでは、日本でもおなじみのジョニーハーバートがドライブする88号車が優勝しました。
②メモリアルレーサー ジョニー・ハーバート
メモリアルレーサーですが、
スパ1000kmレースを優勝した際のドライバー、ジョニーハーバートを紹介したいと思います。
1964年生まれ、今年59歳になります。
生まれはイギリス。
1989年には、F1にも参戦していましたが、レギュラーシートは1991年にロータースから得ていましたが、この年、F1と同時に全日本F3000選手権にも参戦していたためF1niha 8戦しか出場していません。
日本人が一番馴染みの有るのは、1991年のルマン24時間レースだと思います。
オレンジとミドリのチェック柄が印象的なレナウン・チャージマツダ787Bで、日本車としてはもちろん初めて。そしてロータリーエンジン車による優勝という2つの記録を残しています。
その際のドライバーでもあります。
この優勝後、再度実力が認められF1に復帰1992年から2000年まで活躍されています。
また、
F1を引退後も精力的に耐久レースを中心に活動されていました。
私個人的には、1991年の全日本F3000選手権に参戦されていた際に、この年チャンピオンになりF1に進出した片山右京選手との戦いは印象に残っています。
モータースポーツ入門 国内編
日本でいう耐久レースと言えば、やはりSuperGTだと思います。
GT500クラスとGT300クラスのマシンが混走し、レース距離も1000Km前後とほぼ同じかと思います。
・主な開催されるレース場の紹介と特徴
場所(都道府県・都市名・アクセス等)
国際格式のサーキットで開催されていますが、今回紹介するのは、
栃木県茂木市のツインリンクもてぎを紹介します。
昨年からモビリティリゾートもてぎに名称が変更されました。
日本のサーキットは交通の便は、車でのアクセスが良く
常磐道では水戸北スマートIC、北関東自動車道では真岡ICからが便利です。
・国内のメモリアルレースについ
その中でも、2018年の最終戦、第8戦のツインリンクもてぎは劇的な最後でした。
チャンピオン争いをするRAYBRIG NSX-GT と KeePerレクサスLC500が
残り3周からデットヒート、最後は、RAYBRIGが先にゴールし
RAYBRIGをドライブする山本尚貴/ジェンソン・バトン組がチャンピオンとなりました。
ジェイソンバトンは、前年のF1チャンピオンで、SuperGTのデビューイヤーにチャンピオンになるという、強さを見せた年でした。
・レジェンドレーサー
メモリアルレースでも紹介したRaybrigに悪しくも負けたKeepPerレクサスLC500をドライブしていた平川亮(ヒラカワ リョウ)を紹介します。
と言っても、まだ若い1994年生まれの29歳。
広島の呉市うまれ。
何がレジェンドかというと、昨年のルマン24時間レース、初出場で優勝そしてWEC世界耐久選手権のチャンピオンになってしまうという会しょお成し遂げたドライバーなんです。
これからも活躍すると思いますので、ぜひ覚えておいてください。
今年の開催スケジュール
2023年シーズンも始まったばかりですが、もてぎは、最終戦。
11月5日に開催されます。
今年も、激しい争うが繰り広げられるとお見ますので、お楽しみに。