アストンマーティンValkyrie、IMSAラグナ・セカ戦に臨

2026年4月28日、ラグナ・セカ(米国):

アストンマーティンの衝撃のハイパーカーValkyrieが今週末再び競技に出場します。舞台は北米最高峰の耐久シリーズIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)の第4戦、カリフォルニア州モントレーにある過酷なサーキットとして知られるラグナ・セカです。

約2週間前にロングビーチの市街地コースで(11戦出場中)10度目となるIMSAトップ10フィニッシュを決めたばかりのアストンマーティンTHORチームとドライバーのロマン・デ・アンジェリス(カナダ)、ロス・ガン(英国)が、左右に折り返しながら55メートルの標高差を下っていくダウンヒル区間「コークスクリュー」で有名な、激しい起伏と土煙、圧倒的な過酷さを誇る2.238マイルに、大きな唸り声とともに戻ってきます。

Valkyrieにとっては、2時間40分にわたって繰り広げられるラグナ・セカ戦への2度目の出場であり、今回は豊富なパフォーマンスデータと1シーズン分の貴重な知識を携えての再挑戦になります。

デ・アンジェリスとガンは2026年に入ってからまだトップ10外のフィニッシュはないものの、シーズン開幕戦の1月のロレックス・デイトナ24時間レースまでさかのぼる一連の不運がなければ、もっと良い成績を達成できたかもしれません。実際、前回のロングビーチでも、Valkyrieはその実力を反映する4番手を好調に走っていましたが、残り1時間を切ったところで他車に衝突されるという憂き目にあっています。

ラグナ・セカの高速かつリズミカルなレイアウトと、施工から2年目の滑らかなアスファルトの路面が、ロングビーチのバンピーなストリートコースよりValkyrieの強みを活かせるものであることを考えると、2026年にIMSAファンが英国生まれのハイパーカーValkyrieの実力を目撃するのはまだこれからだと確信できます(とはいえ、ロングビーチでもValkyrieは2025年より1.4秒早いタイムで予選を終え、ポールポジションのラップタイムとの差もわずか0.37秒でした)。

世界究極の公道仕様のハイパーカーを純粋なレース仕立てにしたValkyrieの競技バージョンは、アストンマーティンとThe Heart of Racing(THOR)によって市販モデルをベースに開発され、レース用に最適化したカーボンファイバー製のシャシーに6.5リッターV12エンジンの改良版を搭載しています。標準仕様のエンジンは最高回転数11,000rpm、最大出力は1,000PSを超えますが、IMSAのGTPレギュレーションに従い、出力は厳密に500kW(680PS)に抑えられます。

IMSAで唯一のV12車両であるValkyrieは、北米最高峰の耐久シリーズであるIMSA、そしてWECのいずれにおいても、唯一公道仕様のハイパーカーをベースにしている車両でもあります。

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