
Super GT:国内最高峰のスピードと興奮を追いかける
日本国内で圧倒的な人気を誇るモータースポーツの最高峰「Super GT」。
市販車をベースに極限までチューニングされた「GT500」「GT300」の2クラスが、ひとつのコースで同時に混走するその熱いバトルは、一瞬たりとも目が離せません。
当アーカイブでは、「山下レーシング俱楽部」がこれまでに取り上げたSuper GTのレースレポートや、注目チーム、ドライバーのインタビュー、さらには初心者がより深くレースを楽しむための観戦ポイントなどをまとめてご紹介しています。
プロフェッショナルたちが繰り広げる究極の「サイド・バイ・サイド」の攻防を、ラジオ番組の視点から振り返ってみませんか?
GT500クラス
SUPER GTの最高峰カテゴリーである「GT500」。このクラスは、単なるレースカーの速さを競うだけでなく、メーカーの威信をかけた技術開発の最前線でもあります。
日本最高峰のスピード
その名の通り、かつては約500馬力を発揮することから名付けられましたが、現在はそれを大きく上回る550馬力以上を叩き出します。高度に鍛え上げられた2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、サーキットを猛烈な勢いで駆け抜けます。
「混走」が生む究極のドラマ
SUPER GTの大きな特徴は、GT500クラスとGT300クラスという、速度域の異なる2つの車両が同じコースで同時にレースを行う「混走」スタイルです。
GT500のドライバーたちは、目の前のライバルと競い合いながら、目の前に現れるGT300の車両をいかにスムーズに追い抜いていくかという「交通整理の駆け引き」が求められます。この状況判断一つで順位が大きく変わるため、ゴールまで予測不能なドラマが生まれるのです。
2026年からの新基準と進化
今シーズン(2026年)からは、さらなる耐久性と競技の均衡化を目指し、レギュレーションが大きく進化しました。
エンジン制限の強化: シーズンを通して使用できるエンジンが「1基のみ」に厳格化されました。エンジンの信頼性と燃費、そして効率がこれまで以上に重要になっています。
開発の凍結と技術競争: 空力やパワートレインの開発が今後数年間凍結されることで、メーカーやチームはいかに限られたルールの中でマシンの性能を引き出すか、緻密なエンジニアリング競争が繰り広げられています。
見分け方
サーキットや配信映像で、どちらがGT500か一目でわかるポイントがあります。
ちなみに、
ヘッドライトとゼッケンベース(数字が書かれている枠): GT500クラスは「白」、GT300クラスは「黄色」となっています。
GT300クラス
GT300クラスは、SUPER GTの魅力を支える「バラエティの宝庫」です。GT500とは異なる、このクラスならではの奥深い楽しみ方をご紹介します。
多様性が生む「異種格闘技戦」
GT300の最大の魅力は、車両規格の多様性にあります。国際的なGT3規定車両、国内独自のGTA-GT300規定車両、さらには市販車をベースに大幅に改造した車両までが同じフィールドで戦います。 「異なる性能を持つマシン同士が、いかにイコールコンディションで競い合うか」を追求しており、マシンの特性を見極めた戦略が勝敗を大きく左右します。
ドライバーの層が厚い
GT300には、将来のGT500を目指す若手ドライバーから、海外での経験豊富なベテラン、そして技術力の高いジェントルマンドライバー(アマチュアドライバー)まで、幅広い顔ぶれが揃います。 この「速さの異なるドライバーたちが入り混じる」環境こそが、順位の変動を激しくし、ファンを釘付けにするドラマの源泉です。
2026年現在の見どころ
近年は、マシンの信頼性と燃費性能がこれまで以上に重要になっています。
タイヤ競争: GT500とは異なり、GT300では複数のタイヤメーカーが参戦しており、各チームはマシンの特性に合ったタイヤ選びが勝利の鍵となります。
GT500との駆け引き: 前述の通り、GT500クラスに追い抜かれる側のGT300ドライバーにとっても、いかにタイムロスを最小限に抑えて「道を譲る(またはラインをキープする)」かが、自身の順位を守るための高度なテクニックとして求められます。
見分け方
サーキットでGT300を見分ける最も簡単なポイントは以下の通りです。
ヘッドライトとゼッケンベース: GT300クラスは「黄色」です。
マシンの音と挙動: 多くの車種が混在しているため、エンジン音のバリエーションが非常に豊富です。自分のお気に入りの「推しマシン(メーカーやカラーリング)」を見つけやすいのも、このクラスの醍醐味です。
2026年
2025年
第1戦 4月13日 岡山国際サーキット
第2戦 5月4日 富士スピードウェイ
第3戦 6月28日 セパンインターナショナルサーキット
第4戦 8月3日 富士スピードウェイ
第5戦 8月24日 鈴鹿サーキット
第6戦 9月21日 スポーツランドSUGO
第7戦 10月19日 オートポリス
第8戦 11月2日 モビリティリゾートもてぎ
2024年(2024 AUTOBACS SUPER GT)
Round1. 4月14日 OKAYAMA GT 300km RACE
Round2. 5月4日 FUJI GT 3Hours RACE
Round3. 6月2日 SUZUKA GT 3Hours RACE
Round4. 8月4日 FUJI GT 350km RACE
Round6. 9月22日 SUGO GT 300km RACE
Round7. 10月20日 AUTOPOLIS GT 3Hours RACE
Round8. 11月3日 MOTEGI GT 300km RACE
Round5. 12月8日 SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL
2010年
Round1. 3月21日 鈴鹿サーキット
Round2. 4月4日 岡山国際サーキット
Round3. 5月2日 富士スピードウェイ
Round4. 6月20日 セパンサーキット
Round5. 7月25日 スポーツランドSUGO
Round6. 8月22日 鈴鹿サーキット
Round7. 9月12日 富士スピードウェイ
Round8. 10月24日 ツインリンクもてぎ
SP. 11月14日 富士スピードウェイ
1999年
第1戦 3月21日 鈴鹿サーキット
第2戦 5月2日 富士スピードウェイ
第3戦 5月30日 ポーツランドSUGO
第4戦 7月11日 MINEサーキット
第5戦 8月8日 富士スピードウェイ
第6戦 9月26日 TIサーキット英田
第7戦 10月24日 ツインリンクもてぎ
All star 11月28日 オートポリス
1992年 JSPC(全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権)
第1戦 4月19日 インターナショナル鈴鹿500km(鈴鹿サーキット)
第2戦 5月4日 全日本富士1000km(富士スピードウェイ)
第3戦 7月26日 全日本富士500マイル(富士スピードウェイ)
第4戦 9月13日 菅生インター500km(スポーツランドSUGO)
第5戦 10月4日 全日本富士1000km(富士スピードウェイ)
第6戦 11月1日 インターチャレンジカップMINE500km(MINEサーキット)
山下レーシング倶楽部 
