- アストンマーティンのハイパーカー、Valkyrieの開発車両が、シルバーストンのグランプリサーキットで初走行
- アストンマーティンTHORがValkyrie Hypercarプログラムの今後の方向性を検討する中、さまざまな技術的進化を評価
- アストンマーティンのワークスドライバー、ロス・ガンとハリー・ティンクネルがValkyrieの走行を担当
- 2027年のFIA世界耐久選手権のシルバーストン復帰を前に、精力的な走行テストで重要なデータを収集
2026年8月20日、シルバーストン(英国):
アストンマーティンの驚異的なパフォーマンスを誇るハイパーカーValkyrieの総合テストを、シルバーストンにある世界的に有名なグランプリサーキットで終了しました。シルバーストンには、アストンマーティンのモータースポーツの本拠地であるAMRテクノロジー・キャンパスがあり、2027年FIA世界耐久選手権(WEC)の英国戦、シルバーストン6時間レース(2027年4月23日~25日)の開催地でもあります。
8月19日、全長3.66マイルのグランプリサーキットで、英国のラグジュアリー・ハイパフォーマンス・ブランドであるアストンマーティンのワークスチームであり、アストンマーティンのWECハイパーカープログラムおよび米国を中心に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)のGTPプログラムを統括するTHORが、6.5リッターV12エンジン搭載のハイパーカーValkyrieの開発車両の走行テストを実施しました。走行を担当したのはファクトリードライバーのロス・ガン(英国)とハリー・ティンクネル(英国)です。
アストンマーティンTHORは、唯一無二で先駆的なハイパーカーValkyrieの今後のパフォーマンスの方向性を検証すべく、この日の走行を通じて開発中の幅広い技術項目を評価し、貴重なデータを収集しました。
アストンマーティンTHORチーム代表のイアン・ジェームズは次のように述べています。「今日はValkyrieにとって、非常に重要な一日でした。今日試した開発項目の中には、Valkyrieの今後の技術的方向性を検討するうえでの材料になるものもあります。車両のパフォーマンスについて多くの領域を評価することができ、シルバーストンはさまざまなアイデアを検証する場として興味深いことが分かりました。まだ先はありますが、Valkyrieの次なる展開に期待を抱くに十分な理由が得られたと思います」
Valkyrieは、2026年シーズンを通して、WECとIMSAの両方で既に大幅なパフォーマンス向上を示してきました。アストンマーティン初の「ル・マン・ハイパーカー」(LMH)であり、WECとIMSAのトップカテゴリーで唯一、公道仕様のハイパーカーをベースとする英国生まれのValkyrieは、先月のWECサンパウロ6時間レースで6位と9位に入り、初の2台そろってのポイント獲得を果たしました。一方、IMSAでは、ガンとチームメイトのロマン・デ・アンジェリス(カナダ)がコース上では2位でフィニッシュしたものの最終結果は5位となりました。これによりValkyrieは北米最高峰の耐久シリーズであるIMSAで7戦中6度目のトップ10入りを果たしました。
アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者、アダム・カーターは次のように述べています。「参戦開始からの2シーズンにおけるValkyrieのパフォーマンス特性には満足しています。繰り返し申し上げてきたように、私たちが参戦したのは非常に手強いライバルがひしめく高いレベルの舞台であり、彼らは開発の面でも私たちより数年先を進んでいます」
「18か月にわたるレース参戦を経て、マシンの特性への理解が格段に深まった今、私たちはベース車両の開発によって更なる性能向上を引き出せる新たな領域を探り始めています。この取り組みはまだ始まったばかりですが、今回のテストはその開発プロセスにおける有益かつ示唆に富む第一歩となりました」
今回のテストでは、2027年にWECが「ブリティッシュ・モータースポーツの故郷」シルバーストンに復帰するのを前に、ミシュランタイヤとサーキット特性に関する貴重な知見を得ることもできました。次期シーズンは、2019年以来の英国ラウンドの開催となります。
カーターは次のように述べています。「シルバーストンがカレンダーに戻ってくることを心から歓迎しています。ここはアストンマーティンとブリティッシュ・モータースポーツの本拠地であるだけでなく、世界でも指折りのファンの皆様に、アストンマーティンValkyrieのハイパーカーならではの、本能に訴えかける鮮烈な歓びを体験していただく絶好の機会でもあります。英国の地でValkyrieが最高峰の舞台を戦う姿を長らく待ち望んできたファンの皆様には、存分に楽しんでいただきたいと思います。その体験に貢献できるよう、私たちも全力を尽くします」









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